2005-01-01から1年間の記事一覧

危険な関係

昔見た好きな映画を。 「危険な関係」(スティーヴン・フリアーズ) 役者陣が超豪華。ユマ・サーマンが可愛いすぎる!マルコヴィッチのうつむき加減で繰り返される言葉が耳から離れない。

ブラック・ジャック ふたりの黒い医者

「ブラック・ジャック ふたりの黒い医者」(手塚眞)を見た。 マンガの中でNo.1かもしれない傑作を息子が映画化するということで見ておきたかった。 最初のシーンとか、マンガを映画化することでハラハラドキドキは増すのだなという部分もあり、最初は面白か…

理由

「理由」(宮部みゆき)読んだ。 事件の真相をちょっとづつ暴いていく形。核心を覆っている事実を一枚一枚はがしていくようになやり方は少し快感だった。 面白かったけど、登場人物のそれぞれの思惑とか、ダークな部分が多くてちょっと落ち込んだ。

落第はしたけれど

昔見た好きな映画を。 「落第はしたけれど」(小津安二郎) 合格発表を足のアップだけで見せるとか、映画的な試みもいくつか。

きよしこ

「きよしこ」(重松清)読んだ。 私小説か?というぐらい生々しい話。少年の自意識過剰さとか、わかるだけに痛い。愚直さ、繰り返しも同様にしみるね。 最後はさすがに泣いてしまった。

赤ちゃん教育

昔見た好きな映画を。 「赤ちゃん教育」(ハワード・ホークス) 話を構築していったものが終盤のある瞬間すべて壊れた。すごい。すごすぎる。「ハタリ!」が構築したものを組み合わせて1つのものにする映画なら、こちらはすべて壊して再構築した映画。映画…

黒蜥蜴

「黒蜥蜴」(江戸川乱歩)読んだ。 文中で登場人物がやたら賛美されるのが気になった。その割にはもっと早く気づけよ!ってところもあったり。。。明智小五郎の見せ場のシーンとかはさすがに面白かったけどね。

どちらかが彼女を殺した

「どちらかが彼女を殺した」(東野圭吾)読んだ。 本格的なミステリーでいろいろヒントがちりばめられている。それを見返して発見することが楽しい人には相当面白いと思う。僕はやはりその場が楽しめるのが好き。映画好きだからかな?映画は小説のように見返…

宿命

「宿命」(東野圭吾)読んだ。 なかなか。主人公が事件の謎とちょっと違う方向に行ってしまうところなど面白い。

パラレルワールド・ラブストーリー

「パラレルワールド・ラブストーリー」(東野圭吾)読んだ。 話の構成といい、展開といい、ある程度嘘っぽい内容といい、すごくのれた。ラストも予想できたようで出来なくて、作品全体としてはものすごく面白かった。これは傑作ですね。

リチャード三世

「時の娘」つながりでおさえておこうと思って、「リチャード三世」(シェイクスピア)読んだ。 僕はもうリチャードはそんな人物ではないと知っているんだけどねw 独白ばかりでリアリティ横行の現代人としてはやや辛かった。それもスタイルだと思えばやや面…

黒の天使 vol.2

昔見た好きな映画を。 「黒の天使 vol.2」(石井隆) 面白い。見た当時は本当に興奮した。色彩とか展開とか。

オールドボーイ

昔見た好きな映画を。 「オールドボーイ」(パク・チャヌク) ややグロイけど、かなり面白い。石井隆に似てる気がする。

親切なクムジャさん

「親切なクムジャさん」(パク・チャヌク)見た。 すごい面白いんだけど、基本的には変態。 登場人物の行動はコメディチックですらある。いきなり室内劇になるとか面白かった。

NUMBER GIRLのDVD

NUMBER GIRLのDVD「OMOIDE IN MY HEAD 3 記録映像」を見終わった。発売日に買ってからちょっとづつ見てたんだけどね。4枚組。 札幌でのラストライブも入っているのだけど、これはもう涙無しでは見られない。終わりだと分かって映像を見るという不思議な感覚…

ランド・オブ・プレンティ

「ランド・オブ・プレンティ」(ヴィム・ヴェンダース)見た。 いい意味で愚直な映画。最後の方の諭し方は小津のよう。ところどころに痛々しさが見え隠れする。いい意味でね。 残念ながら「都会のアリス」や「パリ、テキサス」には及ばない。 主役の人ジョヴ…

時の娘

「時の娘」(ジョセフィン・テイ)読んだ。 ちょっと変わったミステリーで、歴史をミステリ的観点で紐解くというもの。 最初はインテリ風が吹いていて、訳も少し古いようで読みにくかったんだけど、最後の方はのめりこんだ。 歴史は時の施政者によって変えら…

プロジェクトA

昔見た好きな映画を。 「プロジェクトA」(ジャッキー・チェン) 分かりやすく単純。物足りなさは残るが、面白いことはすごく面白い。

愚かなる妻

昔見た好きな映画を。 「愚かなる妻」(エーリッヒ・フォン・シュトロハイム) 製作費用だとか、セットだとか、上映時間だとか、完璧主義者として伝説を残す人。 ものすごい迫力。

ステップファザー・ステップ

「ステップファザー・ステップ」(宮部みゆき)読んだ。 ミステリー色はけっこう薄く、コメディ部分が面白い。 "人は捨てたものに捨てられる"とかいう言葉にちょっと共感したり。

恐怖分子

昔見た好きな映画を。 「恐怖分子」(ヤン・ドゥーチャン) 新作はどうなってるんだ、新作は!

天国は待ってくれる

昔見た好きな映画を。 「天国は待ってくれる」(エルンスト・ルビッチ) こういう映画が一番好き。ドキドキしてハッピーになる。

コープス・ブライド

「コープス・ブライド」(ティム・バートン)を見た。 絵が細かくて、少々見難かった。話も結構つっこみたいところがあり、まぁまぁというところ。チャーリーとチョコレート工場の方が面白い。

世界

「世界」(ジャ・ジャンクー)を見た。 最初のカットは結構度肝を抜かれた。すごい才能がある人だ。 でも感情が高まったときにたまに挿入されるダンスシーンとか、やや過剰と思われる演出もあり。 全体的にはなかなか面白かった。

おばけ桃の冒険

「おばけ桃の冒険」(ロアルド・ダール)を読んだ。 何が基準でそうなるかは知らないけど、児童図書ということらしい。小学生3,4年以上。たしかに読むのに想像力が必要な本だった。ファンタジーは満開。面白かった。

東京上空いらっしゃいませ

昔見た好きな映画を。 「東京上空いらっしゃいませ」(相米慎二) 小品という言葉がぴったりくるようなかわいらしくて面白い作品。見てて幸せ。

抵抗

昔見た好きな映画を。 「抵抗(レジスタンス)死刑囚の手記より」(ロベール・ブレッソン) 刑務所の俯瞰とか、天才としか言いようがないほどすごい。 この間会社の後輩が、「シネマトグラフ覚書」を読みたいと言っていた。多分古本屋でも見つけるのは相当難…

時生

文庫で出たので、「時生」(東野圭吾)を読んだ。 泣かされるところもあったが(特に序章!)、展開とか主人公の少々ステレオタイプな性格とか予定調和とか、この人の本の中では低調だと思う。それがいいという人はきっといるけどね。しかもそれはわからない…

めまい

昔見た好きな映画を。 「めまい」(アルフレッド・ヒッチコック) キム・ノヴァクはノーブラなのだ!映画好きなら一度は読むべき名著「映画術」(トリュフォー、ヒッチコック)に書いてあった。 それは置いておいて、面白いよ。

図書室の海

「図書室の海」(恩田陸)を読んだ。 短編集なのだが、「六番目の小夜子」と「麦の海に沈む果実」に絡む短編があって、思い入れもある分すごく良かった。