博士の愛した数式

「博士の愛した数式」(小川洋子)読んだ。 設定と、序盤はなかなか面白かったけど、全体的にはまぁまぁ。

光の帝国 常野物語

「光の帝国 常野物語」(恩田陸)読んだ。 常野に関する短編がならんでいて、少しずつリンクしている。 1つ1つの短編がまだまだ話が続きそうなところで終わっていて、それぞれ長編で読みたい。面白いんだけど、ちょっと不完全燃焼。

容疑者Xの献身

「容疑者Xの献身」(東野圭吾)読んだ。 展開は途中でわかってしまった。それでもいつも通り物語を緻密に築き上げるところは、なかなか面白かった。 直木賞受賞おめでとうございます。まぁこの本が最高傑作ではありませんが、"賞"ってそういうものでしょう。

ねじの回転

「ねじの回転」(恩田陸)読んだ。 これはヤバイ。ヤバイくらいに面白い。 皆までは言わないが、途中に出てくる火のイメージがものすごく強烈で、圧倒的。 相変わらずの最後の混乱はご愛嬌として、ものすごく面白い。

俺、南進して。

「俺、南進して。」(写真 荒木経惟、小説 町田康)読んだ。 写真と小説が一緒になった本。荒木さんの写真から町田さんが小説を書いたらしい。 文体は独特で、句点が少ないのに同じ文章内で話がたまにとぶので、なれるのに時間がかかった。だが途中ではかな…

変身

「変身」(東野圭吾)読んだ。 悲劇ですね。しかも少し変わった形の悲劇。やや読むのがつらかった。。。展開はかなり最初の方から読めたけど、面白かった。

秘密のかけら

「秘密のかけら」(アトム・エゴヤン)見た。 最初はかなり面白かった。サスペンスとしてはそれほどでもない。主人公の女の人はもっと知的な人が良いと思った。

チャーリーとチョコレート工場

「チャーリーとチョコレート工場」(ロアルド・ダール)読んだ。 とても面白かった。ドキドキした。チェコレートの川とはすばらしい。

ラッシュライフ

「ラッシュライフ」(伊坂幸太郎)読んだ。 それが狙いなのかもしれないが、物語が微妙にからみあわない。どちらかというと入り組んで絡み合う構成のほうが好みだ。終盤一部でかなりのご都合主義があってちょっと引いた。

トヨタカップ

トヨタカップの決勝に行きました。リヴァプールVSサンパウロ。 冬の競技場は本当に寒いから気をつけたほうが良いよ!完全防備+カイロ5個持っていったけど、寒かった。。。 試合はリバプールのゴールが3回取り消されて、競技場にいたから真偽のほどは全然分…

白と黒

「白と黒」(横溝正史)読んだ。 雰囲気は独特だが、ちょっとキザなところやへんな失敗をしてしまうところはちょっと。。。イマイチだったかな。

COUNTDOWN JAPAN 05/06

「COUNTDOWN JAPAN 05/06」に2日目(12/30)のみ参加してきました! ZAZEN BOYSとサンボマスターがお目当て。この2組が一緒の日に出るということで、行くことを決めた。 初参加なのでどのぐらい混むか分からず、ちょっと早めに行った。13時スタートだけど、…

あけましておめでとうございます

今年もよろしく美味しんぼ

危険な関係

昔見た好きな映画を。 「危険な関係」(スティーヴン・フリアーズ) 役者陣が超豪華。ユマ・サーマンが可愛いすぎる!マルコヴィッチのうつむき加減で繰り返される言葉が耳から離れない。

ブラック・ジャック ふたりの黒い医者

「ブラック・ジャック ふたりの黒い医者」(手塚眞)を見た。 マンガの中でNo.1かもしれない傑作を息子が映画化するということで見ておきたかった。 最初のシーンとか、マンガを映画化することでハラハラドキドキは増すのだなという部分もあり、最初は面白か…

理由

「理由」(宮部みゆき)読んだ。 事件の真相をちょっとづつ暴いていく形。核心を覆っている事実を一枚一枚はがしていくようになやり方は少し快感だった。 面白かったけど、登場人物のそれぞれの思惑とか、ダークな部分が多くてちょっと落ち込んだ。

落第はしたけれど

昔見た好きな映画を。 「落第はしたけれど」(小津安二郎) 合格発表を足のアップだけで見せるとか、映画的な試みもいくつか。

きよしこ

「きよしこ」(重松清)読んだ。 私小説か?というぐらい生々しい話。少年の自意識過剰さとか、わかるだけに痛い。愚直さ、繰り返しも同様にしみるね。 最後はさすがに泣いてしまった。

赤ちゃん教育

昔見た好きな映画を。 「赤ちゃん教育」(ハワード・ホークス) 話を構築していったものが終盤のある瞬間すべて壊れた。すごい。すごすぎる。「ハタリ!」が構築したものを組み合わせて1つのものにする映画なら、こちらはすべて壊して再構築した映画。映画…

黒蜥蜴

「黒蜥蜴」(江戸川乱歩)読んだ。 文中で登場人物がやたら賛美されるのが気になった。その割にはもっと早く気づけよ!ってところもあったり。。。明智小五郎の見せ場のシーンとかはさすがに面白かったけどね。

どちらかが彼女を殺した

「どちらかが彼女を殺した」(東野圭吾)読んだ。 本格的なミステリーでいろいろヒントがちりばめられている。それを見返して発見することが楽しい人には相当面白いと思う。僕はやはりその場が楽しめるのが好き。映画好きだからかな?映画は小説のように見返…

宿命

「宿命」(東野圭吾)読んだ。 なかなか。主人公が事件の謎とちょっと違う方向に行ってしまうところなど面白い。

パラレルワールド・ラブストーリー

「パラレルワールド・ラブストーリー」(東野圭吾)読んだ。 話の構成といい、展開といい、ある程度嘘っぽい内容といい、すごくのれた。ラストも予想できたようで出来なくて、作品全体としてはものすごく面白かった。これは傑作ですね。

リチャード三世

「時の娘」つながりでおさえておこうと思って、「リチャード三世」(シェイクスピア)読んだ。 僕はもうリチャードはそんな人物ではないと知っているんだけどねw 独白ばかりでリアリティ横行の現代人としてはやや辛かった。それもスタイルだと思えばやや面…

黒の天使 vol.2

昔見た好きな映画を。 「黒の天使 vol.2」(石井隆) 面白い。見た当時は本当に興奮した。色彩とか展開とか。

オールドボーイ

昔見た好きな映画を。 「オールドボーイ」(パク・チャヌク) ややグロイけど、かなり面白い。石井隆に似てる気がする。

親切なクムジャさん

「親切なクムジャさん」(パク・チャヌク)見た。 すごい面白いんだけど、基本的には変態。 登場人物の行動はコメディチックですらある。いきなり室内劇になるとか面白かった。

NUMBER GIRLのDVD

NUMBER GIRLのDVD「OMOIDE IN MY HEAD 3 記録映像」を見終わった。発売日に買ってからちょっとづつ見てたんだけどね。4枚組。 札幌でのラストライブも入っているのだけど、これはもう涙無しでは見られない。終わりだと分かって映像を見るという不思議な感覚…

ランド・オブ・プレンティ

「ランド・オブ・プレンティ」(ヴィム・ヴェンダース)見た。 いい意味で愚直な映画。最後の方の諭し方は小津のよう。ところどころに痛々しさが見え隠れする。いい意味でね。 残念ながら「都会のアリス」や「パリ、テキサス」には及ばない。 主役の人ジョヴ…

時の娘

「時の娘」(ジョセフィン・テイ)読んだ。 ちょっと変わったミステリーで、歴史をミステリ的観点で紐解くというもの。 最初はインテリ風が吹いていて、訳も少し古いようで読みにくかったんだけど、最後の方はのめりこんだ。 歴史は時の施政者によって変えら…