豆腐食べて思ったこと

今日また近所の豆腐屋さんの豆腐を食べたのだが、おいしかった。
友人が豆腐が嫌いだと言っていたのを不意に思い出した。大の豆腐好きの僕としては、最初は信じられなかったのだが、よく考えると納得できるところがある。スーパーで売っている豆腐の中には粗悪品があり、それはとてつもなくまずいからだ。近所の豆腐屋さんに比べると、紙を食べてるとしか思えないぐらい。そんなものを食べて豆腐を好きになれという方が難しいので、豆腐嫌いにも納得がいった。(念のため言っておくとスーパーの豆腐にもおいしいものはたまにある。近所の豆腐屋さん以上のものには出会ったことが無いが。。。)
なぜか美味しくない豆腐のほうが世の中には圧倒的に多い。スーパーとかコンビニで手に入る豆腐は美味しくない確率がかなり高い。なんでそんなことになっているかというと、美味しんぼの受け売りだが、消泡剤とか凝固財を使っているかららしい。それを使えば豆腐作りは楽になるし、同じ大豆から大量に豆腐を作ることが可能なんだとか。ただ、美味しくないと。(僕はどうしてもスーパーの豆腐を買うときは、一応原材料がにがりと大豆だけのものを選んでいる。それでもまずいことはある。)悪貨は良貨を駆逐するというが、原価も低くて作るのが楽なものが幅をきかせていると言う事だろう。でもそれじゃ豆腐嫌いは増えるよね。
そういえば味噌もそうだよな。近所に味噌屋さんもあるんだけど、そこの味噌はスーパーにあるちょっと高めの高級味噌よりはるかにうまい。
あー、日本酒もそうだ。和菓子もそうだ。
和食好きの僕としては、どうにも悔しい。