夏の庭―The Friends―

新潮文庫の夏の100冊が出ていたので、何か読もうと思って、どうせなら夏っぽいのというそれだけの理由で湯本香樹実著「夏の庭―The Friends―」を読んだ。
映画は相米監督なので当然見たことがあって、内容は知っているので最初はいまいちだった、が、徐々に引き込まれた。
子供の視点と関係が適度で良い。語り口が1人称で、死とか他人の人生とかいろいろ想像をめぐらしているところが面白い。